剣大滝
2005年10月7日〜10日
日置(記録)・坂地・浜田(くまごろう)
連休「剣大滝」は?と坂地さんから話有り、勿〜大賛成。前年計画が台風で中止に、でも一度見たいの気持ちは同じ。大半の人はすでに(連休)計画済み・・・なので?。ダメモト?で浜田敏さんに電話して見た所OKとの返事。これでメンバーは完璧?。
(一応?)晴れ前提で計画。7日(金)晩、車で発。扇沢で車中仮眠。8日は入山日→黒部湖から十字峡→剣沢に入り偵察?後テント泊。9日が行動日。剣滝を見、時間まで登攀し、懸垂で降り適地で泊。10日は帰阪日。と言う計画。行動日は「1日のみ」ですが、行ける所まで「登攀」して見たい!。@結論@残念ながら「前日の大雨で」増水し、時間不足で滝までで終了。しかし大迫力の「剣滝」が見れた事には、満足しています。坂地さん、浜田さん、有り難うございました。

山(沢)は天候に左右されます。黒部〜立山の「局地予報」はPCで毎日見ていました。前線は太平洋岸に有り、日本海側は曇り予報。→だったのに・・・。内蔵助出合から雨に成り、下廊通過は1グレード、ランクアップです。昼過ぎ十字峡に着きましたが、本格的な雨・・。
行動は無理、十字峡を見・・・。最悪此処で泊まって明日撤退も覚悟・・。その内小降りに・・・。懸垂地点まで空身で偵察に行く事とする。
聞いて居た情報?・・と、合わない?・・40分後古い残置スリング発見し近辺を偵察するが、他に「らしき」所も見当たらず、一応?ここを下降点とする事に・・。
雨が止んできた!。相談の結果剣沢まで前進(下降)する事とする。荷物を取りに返し再来。
偵察を兼ね懸垂開始。事前情報では懸垂2pと有るが・・、50m下りた所は草付き泥伏の急急斜面の途中。落ちたら止まれない角度。立木や支点に成る様な物は無い!(削られた下向き=逆状=の岩は有るが、ピン類は無い!)全体が凹状草付き急斜面で中心部に岩が露出したルンゼが有り、水が流れて居る。
晴れていたらそのルンゼ部分を下降出来るのだろう?が・。・今日は沢(滝)状態・・とても無理。
「水浸し」に成る事間違いなし。外の草付部を懸垂・・、雨で泥状態。支点エ作に苦労する。3P目を岩で工作し、下降開始・・、途端・・動く〜!。最悪この岩が落ちるかも?・・。中止待避後、再支点工作。この先退路(帰)を絶つ事が無い様、3p目はフイックスして置く事とする。
先がどう成って居るのか?。2p終了点では分から無い(→先が見え無い。→切れ落ちて居る様に?も見える)。下降したら意外に階段状ルンゼ(でも落ちたら危ない角度)。晴れて山靴ならU〜V級か?。乾いて居ればザイル無しでも、行けるのだろう・・が、今日は雨。安全第一と慎重に下降。
河原着4時過ぎ。近辺偵察し30m上流をテン場とする。勿、大水が出ても退却出来る場所で。
この時点(緩流部)で10〜15cm増水。流量は平時の3倍位?だろう・・・か。小雨が降り寒〜い、晩も同様な天気。今回は登攀具一式に、ツエルト、ザイルを含め(私は)20kg弱。坂地さん25Kg、浜田さん30Kg位・・(と→推測?)。よって私の晩酌は2晩で300ccのみ。
9日、行動日、曇り空。寝る前脱いだ(よってシュラフは快適)、濡れた衣類を着る。→最高に気持ち悪〜く、超〜冷た〜い〜‥!。開始、すぐ腰上までの渡渉を強いられる!!。流速早く大変・・・!。

この時点で水量は約5〜10cm高に(昨日よりは減水して居た→それでも流量は平時の2倍位・・か?)。少し進むと4人パーティのテント発見。彼らは黒部湖で見た、沢屋らしき?若者達だった(私たちに比し・です)。彼らも昨日入り偵察に向かったが「滝までは至れ無かった」との事で、焚き火に当たって居た。後、何回かの渡渉と飛び渡りを繰り返し「第一核心部=アブミトラバース」地点着。ここは両岸が磨かれた岩壁。下を激流が流れて居る。右岸壁は垂壁一面に湧き水が流れ、取り付きは無理。対面の(左岸)上部に連打ピンが有る。が・・・どう見ても「2と3」ピンが、無い?・・・。3−4mノーピンだ。ハーケンを打ちながら進む・・?、・・可成りの難儀と成りそう・・。その激流(左右側が激流、それが合わさって淵状に成り)、先3mの中程に、大岩が有る。その大岩にザイルが残って、端が水流中に落ちて居る・・ザイルが手に届けば展望が開けるカモ??・・。だが4〜5m先で手が届か無い!。3人で流木の先にフィフィを括り付け、2人で確保しながら浜田さんが身を乗り出し、引っ掛けを試みるが、なかなか思う様に行か無い・・。残念ながら・・駄〜目・・。
浜田さん提案==その淵へ浜田さんが入り私を肩車して、大岩ヘ取り付こう、との案。(浜田さんでも首くらいの深さ有り、私なら溺れる水深。淵とは言え剣沢、流速も早い!。無論冷た〜いし、移ったとしても磨かれた、掛かりの無い70度位のスラブ状大岩・・。沢靴で取り付き登れるか?・・も、不安・・・)。しかしこの前向きさ!!。サスガ浜田さん!!だ!・・。最悪?を想定し?ながら(躊躇しながら・・・)。見渡すと4m程の流木が有った。ラッキ一!これを橋にして通過。無論先戦は浜田さん!。
その後10m進みホールドの無い側壁を攀ったら、大滝が見えた!。ナカナカのモノ!。苦労して来たので感動モノだ!。すごい水量が円筒状で落ちて居る。深い滝壺。ごう音。近辺は一面水煙。
カメラ持って来ましたが水煙でレンズが曇り拭いても乾かない、ダメ。撮れません@残念!。
ついでにデジカメは雨でオシャカ・・に成ったヨ〜!!。お昼近くに成ったので帰路に付く。
ついでに=岩を登る場合はもう1日必要です。ルートとグレード?は目視確認して来ました。岩は行けそうな雰囲気?でした。(わざわざ再登に来よう、とは・・思わない・・が・・)
難所の橋を作った所まで下降した所へ若者?パーティが来る。普通は?若者がルート工作するのでは!・・・。我々が作ったルートを利用し楽勝して居た!。
はずして、帰るべき?だったカナ?。←冗談です、そんなこ事はしません。
帰路途中(手前が急流、2m先で浅い緩流)急流をはずすため岩上から飛んだ。その前に浜田さんが飛んで、手を差し伸べて居てくれた。日頃の対応が出る。着地時は膝を曲げてショックを緩めるのは当然。無意識に同対応(体勢)を取った瞬間、背中を誰かに捕まれ、引き込まれる感じ!!・・。
そう。リュックに強流が当たり、立ち上がる前に引き込まれた!!。(この場合リュックは、別便?の方が良いを学習?!)浜田さんが手を出してくれた、つかんだら、私の勝ち〜!。
浜田さんも道連れに2m下の岩間へ・・引き込まれた(落ち込んだ)。呼吸は問題ないし、さてどう脱出しようか・・。しかし水流は今度は上からリュックに強圧を掛ける。体を動かせない。私は太丈夫だが浜田さんが心配。力任せにずり上がるが、2〜3cmずつしか動けない。何とか脱出!。
浜田さんも脱出?して居た!。ご無事で何よりでした。(詳しくは目撃者の坂地さんに聞いて・・・)
テン場着。時間も早いのでラ一メンで、腹ごしらえ、片付け完了。
下降したルンゼは、支点が取れない。横の(岩場)支尾根を利用し、立木でランニング取り登攀です。
無事終了。泊まりは十字峡広場から50m上に平地が有り、そこで。晩は晴れ星を見ながらミニ宴会?
後。zzz・・・帰阪日は1時黒部湖着、大阪ヘは晩9時でした。お疲れさまでした。

(日置)
